機械加工の普通公差でJISとGB(自由公差)の対比

普通公差(一般公差)(中国語では自由公差といいます) とは、機械加工や製図において図面上に具体的な公差が明記されていない場合に適用される許容誤差のことを指します。これは製造や測定の基準として、標準化された規格に基づいて設定されています。

下記の二つの表にまとめましたが、基本は等級の名称が違う以外に特に差別はございません。

JIS規格JIS B 0405:1991/JIS B 0419:1991より抜粋
公差等級
0.5~3>3~6>6~30>30~120>120~400>400~1000>1000~2000>2000~4000
f(精級) ±0.05±0.05±0.1±0.15±0.2±0.3±0.5-
m(中級)±0.1±0.1±0.2±0.3±0.5±0.8±1.2±2
c(粗級)±0.2±0.3±0.5±0.8±1.2±2±3±4
v(極粗級)-±0.5±1±1.5±2.5±4±6±8
GB規格GB1804-79/GB/T 1184-1996より抜粋
公差等級
0.5~3>3~6>6~30>30~120>120~400>400~1000>1000~2000>2000~4000
f(精密级) ±0.05±0.05±0.1±0.15±0.2±0.3±0.5-
m(中等级)±0.1±0.1±0.2±0.3±0.5±0.8±1.2±2
c(粗糙级)±0.2±0.3±0.5±0.8±1.2±2±3±4
v(最粗级)-±0.5±1±1.5±2.5±4±6±8